巻貝・スネール


水槽の掃除屋さん。しかし、爆発的に増えると...。賛否が分かれる巻貝・スネールくん達。
水草などに付着したまま水槽に持ち込まれるのが原因で、卵で持ち込まれる場合には取り除くのは難しい。
最初は見かけなかったのが、突如として水槽内に姿を見せることがある。このような場合は、卵が持ち込まれた可能性が高い。
駆除は1匹ずつこまめに取り除くか潰す。爆発的に増えてしまった場合は、水槽ごとリセットする手もあるが、必ずといっていい程、生き残っていたりする。
アベニーパーファー(淡水フグ。)やアノマクロミス・トーマシーはスネールを好んで食べるので、メダカと共存させるのも手。ただし、アベニーパーファーの場合は、小さいエビやメダカを突付いたりするので注意が必要。
また、ヒラマキガイの卵を食べるスジエビなどと共存させ、スネールの増殖を抑えるのも手である。

ヒラマキガイ

体長5ミリ。ヒラマキガイは、水質を悪化させ、異常繁殖します。
水草も食べてしまうため、基本的には嫌われもの扱いされています。
このヒラマキガイは、水槽のゴキブリとも言われ、駆除する器具などもよく売られています。
水面付近を泳ぐことができます。

イシマキガイ

イシマキガイの体長は約3センチ。
容器表面についたコケを食べます。
殻の先端が欠けているのが特徴です。
ガラス面などに白い米粒状の卵を産み付けます。
ただし孵化するには、ある程度の塩分が必要なため、淡水中では増殖はしません。
水草も食い荒らすこともありません。
酸性に弱いので、水質管理はかなり厳しく行う必要があります。

モノアラガイ

モノアラガイの体長は約2センチ。
右巻きの小型の貝で、ゼリー状の卵を水草などに産み付けます。
残ったメダカのえさやフンを処理してくれます。
水面付近を浮遊することができます。
ヘイケボタルのエサにもなります。
野生種は、準絶滅危惧に指定されています。

タニシ

タニシにはいろいろな種類があります。
タニシは水を浄化してくれますが、タニシのフンが溜まるため、水槽にはたくさん入れないようにします。
卵は体内で孵化させ、稚貝を体外に出します。
1匹につき、30匹から40匹程度生みます。
ヘイケボタルのエサにもなります。
タニシの種類によっては、準絶滅危惧に指定されています。


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